フィリピン

これさえ覚えておけばフィリピンの台風もへっちゃら!台風が上陸する前にやっておきたい7つのこと

常夏のイメージがあるフィリピンですが、毎年のように台風が通るので台風大国でもあります。

先日もセブ島を含むビサヤ諸島で台風2号(フィリピン名:Basayan)が通過しましたが、比較的ゆっくりと動いていた台風が後に熱帯低気圧に変わりつつあり、落ち着きました。毎年15-20の熱帯低気圧や台風が通るフィリピンですが、今回のように弱いものもあれば経済的影響を与える巨大な台風も存在しています。

もし、セブ島やフィリピンに住んでいる時に威力のある台風がやってきた時はどうすれば良いのか?今回はそんな台風をサバイバルするために事前にしておきたい7つの事を紹介したいと思います。

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フィリピンは台風大国!Bagyoに注意しよう!

日本はご存知の通り地震大国ですが、フィリピンは毎年のように台風が上陸します。

台風はフィリピン語で「Bagyo(バギョ)」と言うのですが、これはフィリピンに上陸する台風のほとんどがルソン島(Luzon Island)の山脈地帯、バギオ(Baguio)を良く通るからその由来が来ています。

そのためセブ島はマニラなどに比べると台風は少ないものの、まれに強い台風が通ることがあります。世界観測史上で上位に入る2013年のヨランダ(アジア名:ハイエン)はその一つで、セブ島北部やレイテ島では6,300人の死者が出るなど経済的打撃を受けました。

筆者はヨランダ以外でも2006年のミレニオ(アジア名:シャンセン)の大型台風を経験しており、大変な思いをしたのですが、同時にサバイバル能力も身につけることが出来ました。

フィリピンの台風を乗り切る7つのコツ

今年も多くの台風が上陸することが予想される中、フィリピンの台風を乗り切るために覚えておくと良い、7つの事を紹介します。

1. 台風の威力を知っておく

フィリピンの気象庁であるフィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は熱帯低気圧の威力をシグナル(Signal)として単位化しています。

その単位によってある程度台風の威力などを予想することが出来ます。熱帯低気圧がフィリピンにやってくる際はPAGASAの公式FacebookページTwitterなどで告知しているので、英語ではあるものの最新情報を確認することが出来ます

熱帯低気圧の威力を単位化したシグナルは以下の通り。

  • Signal 1(シグナル1) – 36時間以内に時速30-60km/hが上陸
  • Signal 2(シグナル2) – 24時間以内に時速61-120km/hが上陸
  • Signal 3(シグナル3) – 18時間以内に時速121-170km/hが上陸
  • Signal 4(シグナル4) – 24時間以内に時速61-120km/hが上陸
  • Signal 5(シグナル5) – 6時間以内に時速220km/h以上が上陸

日本の気象庁では風速(m/s)を使用しているので、時速を風速に変更する場合は「÷3.6」で換算できます。例えばシグナル5であれば220km/h÷3.6= 61.11m/sになります。

基本的にシグナル3の発令が出されると、対象となっているエリアの公立・私立の学校は閉鎖になります。またシグナル4以上になると看板やトタンといった破片などが飛び回る危険があるので、自宅待機を推奨しています。

2. 停電に備える

台風の規模にもよりますが、威力のあるものだと火事や感電を防ぐために電力会社は台風が上陸している時は電気を止めることがあります。

そのため停電になるのですが、台風が過ぎ去った後でも安全確認のためしばらく電力が通らない事もあります。停電の期間等は被害にもよるため短くて数時間、ひどい時は数日または数週間かかる場合があるため、マッチやろうそくまたは懐中電灯など暗い中でも大丈夫な様に光源を確保しておきましょう。

仕事やコミュニケーションに支障をきたす事もあるので、パソコンやタブレット、スマートフォンなどの電化製品は事前に満充電しておくと便利です。ただ、上陸中は電気が通っていても電圧が不安定な場合があるので、コンセントに繋いである電化製品は抜いておきましょう。

また暑い夜にも備えられるように、うちわや電池で動く小型の扇風機などもあるとベストですよ!

3. 断水に備える

台風上陸中は停電になる可能性が高いですが、水道会社の場合は台風が過ぎ去った後の汚水が上水道に入ることを防ぐため水を止めることがあります。

台風上陸中は逆に水の威力が強いこともあるため、断水が起こる可能性がある前にバケツ等に水を貯めておくことをオススメします。

料理やシャワーは水がなくてもなんとか出来るかもしれませんが、トイレに関してはかなり重大になってくるので極力多くの水を貯めれるようにしておくべきだと思います。貯水タンクがあるとしてもすぐになくなってしまう場合もあるので、できるだけ多く用意しておくと良いでしょう。

4. 非常食や飲料水を用意する

2013年にレイテ島で大きな被害をもたらした台風ヨランダは人的被害の他にも食料品不足が問題になりました。日本の地震と同じように台風が起きないときでもインスタント麺や飲料水、缶詰食品などを用意しておくと良いでしょう。

特に水やお米などは多く備えておくと便利です。日本のように非常食のチョイスはあまりありませんが、ツナ缶やイワシ缶またスパムやソーセージなど缶詰食品は特に役に立つと思うので色々な商品があると良いですよ!

5. 異なる通信会社のSIMを用意しておく

台風上陸時は電話やメッセージまたはインターネットなどの通信が不安定になる可能性があります。普段SMARTまたはGlobeのキャリアを持っているのであれば、モールに行って追加で今持っているキャリアとは違うキャリアのSIMとプリペイドカードを購入しておくとベストです。

筆者の場合は普段はSMARTのキャリアを使用していますが、SMARTが圏外になる時はもう片方のGlobeが問題なかったりするので、バックアップとして使用しています。

パソコンなどを使用している方はディザリング(パーソナルホットスポット)としても利用できると思うので、ポケットWifiまたは別のスマートフォンに入れておくと良いでしょう。

6. サプリや薬、虫よけなどを備えておく

停電などが起こると熱が部屋の中にこもったりして、病気になりやすい環境になる可能性があります。体調を崩してもある程度対処できるように風邪薬や下痢止め、ビタミン剤などのを備えておくとベストです。

また大雨の後だと蚊が良く発生するため、デング熱などにならないように虫除けスプレーや蚊取り線香などを用意すると良いでしょう。

7. 台風が上陸している時はむやみに外に出ない、家に帰ろうとしない

前述したように風が強いと看板やトタンなどが飛んでいる可能性がある他、洪水で交通機関が麻痺している事がほとんどなので、台風上陸中はむやみに外に出ないようにしましょう。もしオフィスなどにいて、帰らないといけない状況の場合は30分-1時間様子を見ておきましょう。

渋滞状況はナビゲーションアプリのWazeが役に立つと思うので、普段から入れておくとベストかもしれません。

台風の威力は気象庁のウェブサイトでも確認できるので、台風がフィリピンに上陸する際は常に最新情報を確認しつつ、上記の必要な事を用意しておいて台風に備えるようにしましょう!

(MIKIO)

転載元:これさえ覚えておけばフィリピンの台風もへっちゃら!台風が上陸する前にやっておきたい7つのこと | Curioscene

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MIKIO

小学生の頃に映画製作に興味を持ち始め、中学生の時に部活のメンバーと自主映画を初めて制作。その後フィリピンに留学し、映画専門学校を卒業後、撮影や編集などのフリーランサーを経て、マルチメディア制作会社DreamLine Productionsを立ち上げる。 マガジンサイト「Curioscene(キュリオシーン)」を運営中。
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